本文へスキップ

遺言書を自分で作成したい人〜プロに任せたい人まで。愛知県豊田市の遺言書・相続専門の行政書士。

TEL.0565-42-4350

〒470-0348 愛知県豊田市貝津町後山36番地

遺言書編

遺言書について


遺言書と聞くと、「縁起が悪いよ。」、「家はお金持ちじゃないし、家族も仲が良いから、必要ないよ。」とお考えの方が多いのではないでしょうか。

けれども最近では、高齢化社会や家族の在り方の多様化といった事情もあってか、ここ10年で遺言書を作成する人が年々増加しています。

遺言書を作成する意味は
  • あなたにとって大切な人たちが、無用な争いやもめごとに巻き込まれることから防止することできる。
  • 遺産を子供やパートナーなど指定した人に残すことで、大切な人の将来の生活を守ることができる。
  • 相続の手続きが、円滑になり、残された人たちが困らないで済む。
  • 自分の財産を、自分の関心事の有ることのために、使ってもらうことができる。(ペットの世話やふるさとの環境保全のための寄付など
他にもいろいろありますが、主に、このようなものです。

ただ、このようにあなたの思いを伝え、あなたの意思を実現できる遺言書も、あなたが、元気なうちでなければ、作成することは困難です。

遺言書は何度でも書き直すことができます。あなたの大切な人のために、またあなた自身の現状の財産を把握し、将来の人生のマネージメントをするためにも、一度遺言書を作成してみてはいかがでしょうか?

遺言書にはまだ、抵抗があるという方は手始めに、エンディングノートを書いてみるのもいいかもしれません。今、書店には数百円で買えるお求めやすいものもでております。一度、手に取ってみてはいかがでしょうか?


遺言書が必要な人とは?
−−−遺言書を書いてないと…
  • 子どもが二人以上いる…今景気が非常に悪いです。またお子さん自身の経済状況(住宅ローンをかかえていたり、事業のための資金が必要であったり、子供の教育資金が必要であったりなど)によっては、もめるケースも…。また、お子さん同士が仲がよくても、お子さんの夫(妻)が相続に口を出してきてもめるケースも多い。
  • 主な財産が現在住んでいる不動産だけの場合…不動産は遺産分割の際現金などと違って、分割が困難です。分割が困難だと…。
  • 子供のいない方…子供がいない場合、何十年も会ってない兄弟や一度も会ったことのない甥や姪に財産がいくケースも。
  • 夫または妻が他界している場合…相続の際に親がいる場合、子供は相続税の対策もあって、相続でもめることは比較的多くはありません。しかし子供だけが、相続人の場合、子供が二人以上いる場合で述べたように、もめるケースが多いです。
  • 同居していう子供と、そうでない子供がいる同居している子供は、当然相続した場合、自分がその家に住めるものだと考えています。しかし相続財産が住んでいる家と土地以外にはほとんどない場合、同居していない子供は面白くないはずです。
  • 内縁関係のパートナーがいる場合…内縁のパートナーには法定相続分はありません。
  • 親族がいない方…親族がいないと、原則、その財産は国のものになります。
  • 個人や家族で事業をされている方…会社財産や株式が分散してしまいます。そうすると事業を承継するのは困難になります。
  • 身近に交流していた親族がいなく、ペットの面倒を見てもらいたい方…あなたがいなくなると、ペットの面倒をみてくれる人がいません。
  • 世話になった方に財産を残したい方…家族以外で自分の身の回りの面倒をよく見てくれた人(ヘルパーさんやご近所さん、息子のお嫁さんなど)には財産は渡りません。


遺言書の種類
  • 自筆証書遺言…自分で作成して管理する遺言書です。
  • 公正証書遺言…法律のプロである公証人が作成して、公証役場で保管される
           遺言書です。
  • 秘密証書遺言…自分で作成し、封印したものを公証してもらう遺言書です。


公正証書遺言

公証人の前で、証人の立会いのもとに、遺言したい内容を口述し、その内容を筆記してもらうものです。遺言書を残したい人は、自分が選らんだ証人二人以上を立会人として、公証人の前で口述します。公証人は口述された遺言の内容を正確に文章にし、本人と証人が確認した後に、本人、証人、公証人が署名・押印して完成です


公正証書遺言の長所短所

長所
  • 遺言書を作成するのが、法律のプロである公証人であるため、法的不備がなく安心・確実である。
  • 家庭裁判所の検認をする必要がないため、遺産分割がスムーズ。
  • 原本を公証役場で公証人が保管するため、紛失や改ざんの恐れがない。
  • 公証人に遺言の内容を口述するため、自筆することが困難なかたでも、遺言することができる。
短所
  • 作成の手続きに手間がかかり、公証人の手数料などの費用がかかる。
  • 遺言の存在とその内容について、公証人と証人に知られてしまう。
  • 証人の立会いが必要になる。

公正証書作成の手順
  1. 二名以上の証人と共に、公証役場に出向く。

  2. 遺言者は証人の立会いの下、遺言の趣旨を公証人に口述する。

  3. 公証人は、遺言者の口述を筆記して、これを遺言者と証人に対して読み聞かせる。

  4. 遺言者と証人が、筆記が正確なことを確認したうえで、それぞれが署名・押印する

  5. 公証人が作成した証書が法律の要件を満たしたものであることを記して、証書に署名・押印して公正証書遺言の完成です。

公正証書遺言に必要なもの
  • 遺言者の実印および印鑑証明書(3か月以内)
  • 相続人の戸籍謄本および住民票、受遺者(法定相続人以外の者で遺言によって、財産を譲受けるもの)の住民票
  • 各証人の住民票および証人の認印
  • 不動産漏気事項証明書(登記簿謄本)および固定資産税評価証明書
  • 預金通帳および株券の写し
  • その他公証人から指示されたもの

自筆証書遺言

遺言の全文、日付(正確な年月日)、署名を全部自筆で書いて最後に捺印して下さい。紙の種類や書くものに特に制限はないですが、紙は耐久性のあるものが望ましいですし、書くものも消えてしまうと遺言が無効になるので、油性のボールペンや筆などが望ましいでしょう。印鑑も特に制限はありませんが、できるだけ実印を使った方がよいでしょう。

遺言書には、財産のことだけではなく、最後に付言事項として、大切な人への思いを書いておくとよいでしょう。そうすることで相続の際に、相続人が納得して財産を分割することができるでしょうし、残された人たちが、ずっと亡くなった方の思いを心に残すことができます。また、大切な人たちへの思いがたくさんある方は、遺言書とは別に、エンディングノートを作成したり、他の紙に思いやメッセージを書いて、遺言書と一緒に封筒にいれておくとよいかもしれません。

遺言書を作成し終わったら、封筒に遺言書をいれて、封をし、その部分に遺言書で使用した印鑑を押して封印しましょう。封筒には、氏名、住所、遺言書の作成年月日などを記入して、印鑑を押しておくとよいでしょう。

亡くなった時に遺言書が発見されないと困るので、保管はいつも大切なものを保管している引出や金庫などのわかりやすい場所がよいでしょう。家での保管が心配な方は、弁護士や行政書士や銀行などの第三者に任せるのもよいかもしれません。


自筆証書遺言の長所短所

長所
  • 作成方法が公正証書遺言に比べると簡単にできる。
  • 公証人の費用が必要ないためコストがかからない。
  • いつでも内容を書き換えることができる。
  • 思い立ったらすぐに、作成することができる。
  • 遺言の内容をだれにも知られずにすむ。
短所
  • 法律の要件を満たしていないために、無効になる恐れがある
  • 開封時に、家庭裁判所の検認手続きが必要になるため遺産分割に手間と時間がかかる。
  • 偽造・変造・紛失・盗難などの恐れがある。
  • 保管場所をだれにも知らせていないために、発見されない恐れがある。

自筆証書遺言作成の注意点
  • 全文を自筆にする。
  • 作成の日付を正確に書く。
  • 氏名を自筆で署名する。
  • 印鑑を押印する。
  • 財産の内容は特定できるようにできるだけ明確に書く。

遺言書を見つけた場合どうしたらいいか?

ご家族が亡くなった場合に、遺言書をもし発見したら、すぐに家庭裁判所で検認の手続きを受けましょう。家族だからといって、勝手に遺言書の内容を見ようと開封してしまうと、5万円以下の過料に問われることがあるので、気を付けてくさい。

遺言書の検認とは、@相続人に対し遺言書の存在及びその内容を知らせ、A遺言書の内容を明確にして、遺言書の偽造・変造を防止する手続きのことをいいます。

検認が完了していない遺言書には、その効力が無いので、発見したらすぐに家庭裁判所で検認手続きを受けてください。


法定相続人

相続人になる資格はあらかじめ法律に定められています。この相続人になる資格ある人のことを法定相続人といいます。

法定相続人の範囲と順序も、法律に定められており、配偶者(夫または妻)は必ず法定相続人です。但し、この場合の夫、妻は法律上の関係です。内縁関係の場合には相続する権利が無いのでご注意して下さい。


法定相続人の順位…上の順位の者が生存している場合には下の順位の者に相続す
         る権利はありません。

  1. 子供、(孫)…子供が亡くなっている場合に孫
  2. 父母、(祖父母)…父母が両方亡くなった場合に祖父母
  3. 兄弟姉妹(甥、姪)…兄弟姉妹で亡くなっているものがいる場合に甥・姪
法定相続分…遺言書がない場合に法律で定められている相続する割合


配偶者がすでに亡くなっているか、いない場合…法定相続人の最も上の順位の人
                      が全部相続します。同じ順位の
                      相続人が複数いる場合は原則、人
                      数で均等に分割します。


配偶者が生存している場合
  • 配偶者…二分の一         子供(第一順位)…二分の一
  • 配偶者…三分の二         父母(第二順位)…三分の二
  • 配偶者…四分の三       兄弟姉妹(再三順位)…四分の一

遺留分…相続人に認められた、相続財産の一定の割合のことをいいます。

    これは亡くなった人と一定の関係にある者の最低限度の生活を守るた
    めに、亡くなった者の財産の処分を一定限度で制限するものです。

    例えば、ある家族の夫が亡くなった場合に夫が、遺言書で「先妻の子供に
    全財産を相続させる」と記載するとします。この遺言がこのまま執行され
    たとすると、現在の妻と子供には全く財産が渡りません。夫が生きている
    場合には、現在の妻と子供を扶養する義務があったのに、亡くなったとた
    ん、全く財産をもらえないと現在の妻や子供は困ってしまいます。こうい
    った極端な不公平が無いように定められたのが遺留分という割合です。


     もし遺留分を侵害する遺言書が作成された場合でもその遺言書自体は無効
    にはなりません。ただ侵害された遺留分を取り戻す請求ができます(遺留
    分減殺請求)。


遺留分
  • 配偶者のみ…    二分の一
  • 子供のみ…     二分の一
  • 父母のみ…     三分の一
  • 兄弟姉妹のみ…   0

  • 配偶者+子供…   四分の一、四分の一
  • 配偶者+父母…   三分の一、六分の一
  • 配偶者+兄弟姉妹… 二分の一、0



バナースペース

浜田行政書士事務所

〒470-0348
愛知県豊田市貝津町後山36番地

TEL 0565-42-4350
FAX 0565-42-4350